COニュース 114号

発行 2013年6月1日


厚労省中央交渉( 第四九回 )

中沖労災補償部長自ら
医師確保、医療協会へ動く


 五月一日、三池高次脳連絡会議幹事会を吉野病院労組で行いまし

た。@五月二二日厚労省労災補償部長交渉。五月二二日一四時より

決定。A第五回シンポジューム六月二二日(日)一O時より

荒尾総合文化センター小ホールで行います。

 同四日、「三池CO」一一三号発行。

同七日、第九回打ち合わせ会議、@日本コークス工業(旧三井鉱山)

との中央交渉のため要求書の確認、A関東地区との今後の交流について、B現地での会員を増やすこと、B吉野病院入院患者、家族の会組織強化について。

 同九日、日本コークス工業九州支社へ要求書を提出、合わせて二三日午前一一時より当社で答弁を求めることを申し入れる

 同一O日、第二回実行委員会

 同一三日、荒尾市へ第五回シンポジユ―ムのポスターを届ける。

 同一五日、打ち合わせ会議

 同一八日連絡会議事務局会議厚労省交渉について討議

 同二O日、打ち合わせ会議

 同二二日沖、宮崎、清水、田中、当会より四名で上京し、参議員会館の面談室で全労災の小池さんを含めて松野議員と打ち合わせ一四時より厚労省会議室で集団交渉、(別途記載)をおこないました。




同二三日、江東区豊洲三丁目日本コークス工業株式会社において

鍛冶屋和博総務部長、奥園総務グループリーダ、田籠総務課長三人

が対応した。(別途記載 )籠る

午後より、社会主義協会、労働大学、練馬区の皆さんと交流をしました

 同二九日〜三O日、四山三池退職者の会統一行事「日奈久温泉」

一泊旅行に会より西原、沖さんが参加しました。



高次脳機能障害に

    全力をあげる



  厚労省より中沖労災補償部長、坂田課長補佐、監察官等四名が対応し、現地からの上京団一O名と全労災労組の三役、、松野参議院議員、同住岡秘書で集団交渉を行いました。

 (部長)「 確認書 」についてはCO対策事業を行うに当たり充分に協議した内容と言うのは承知している。

 常勤医師が一名増える予定であり医師確保についてはこれからも努力していく。「確認書」を進めるには先ずは医師確保をすることであり、そのため自ら大学に出向き医師派遣の要請を行ってくる、その上で話をしたい。協会にも行って話をしてくる。

 予算は四億四千万円を確保。高次脳機能障害については関心を持っている

 ( 連絡会・家族 )私の夫はCO中毒患者の中でも重症で、四O年間九州大学病院で診療をつづけ、家族も高齢と病弱で大牟田労災病院に転院間もなく、廃止なりました。

 廃止反対の闘いの中で、政府と協会は患者・家族には一片の心配をかけないようにする、CO患者に特化せず高次脳機能障害の中核的病院を確認書で約束していながら、一歩もすすんでいません、先日夫の診療を天領病院 (協会)で行い私病扱いでお金を支払わされました。

 五O年間の苦しみを政府や協会はどのように理解しているのですか、部長現地を一度見て下さい。

 ( 家族 )私の夫は三池炭鉱に働きに行って脳をやられ、ろれつがまわらないようになっている、一日も早く責任をとってほしい。年間四億以上の予算が組まれているが、何にも改善しない税金の無駄遣いではないか。

 ( 部長 )大牟田労災病院廃止反対連絡会議発行(二OO四年一一月発行

「新たなる展望(高次脳機能障害への挑戦)」について、性格の変化、計算が出来ない物忘れの高次脳機能障害について、この事業については全力を挙げて行きたい。

 ( 松野議員 )協会に対しては大臣名で強く一日も早い確認書の履行を求めるようにしてください。

 ( 連絡会 )一日も早く現地視察と協議が出来るようにしてください

 

松野議員、住岡秘書 多忙な中で厚労省交渉に尽力をしていただき有難うございました。


第六八回三井資本交渉

    判決金支払えば

       責任はない


 二三日午前一一時より東京本店の会議室にて第六八回日本コークス工業(旧三井鉱山)交渉をおこないました。

 連絡会より沖、清水と東京在住の娘さん、宮崎、宮脇、田中、浦口の七名が参加、

 「三池COと共闘の会として提出していた要求」に鍛冶屋総務部長が答弁

@日本コークス工業の社長は被災者とその家族のもとへ赴いて尊い命名を奪ったこと、生活を破壊したことに深く謝罪の意を表すこと。

 ( 患者、家族には大変お気の毒と思っています)

A裁判経費として五、六OO万円支払うこと。

 (訴訟の中身を履行している)

BCO患者の外泊送迎について家族の交通費、入院中の忠地さんも認め、入院患者の見舞いを行うこと。

C大牟田労災病院廃止に伴い新病院設  

 立に当社も協力し、早期実現のために厚労省への働きかけを行うこと。

 (当社としてそのようなことはできない)

DCO患者と家族が病弱や高齢化して

 いるなかで、患者が他の病院へ診察等で家族の立会いを求められ、遠隔地の子供が立ち会う場合交通費を負担すること。

 ( B・D新たな措置を取らない

E総務部長は現地での交渉と見舞いを行うこと。( 出来ない)

〜〜〜このように会社交渉は一歩も前進することはできませんでした。

 「要求する権利は認める」と言いながら実態はこの二件をも否定しています、三池大災害発生に会社側に保安サボの事実を認めるなら、先ず被害者に謝罪することが一般常識ではないか

裁判で判決金を支払えば、大災害発生の責任が回避される。三池CO闘争は再び大災害を起こさせない闘いである。

 このような三井資本の主張を認めるなら、再び災害がおこりつづけます 。


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  更に連帯を深める

     要請と交流活動

 上京団は二二日、二三日国会議員会館の衆参一二O名に確認書の早期実現を求めて要請行動を行い、特に社民党福島議員、共産党赤嶺議員にはこれまで支援を受けていること、さらにこれからも厚い支援をお願いしました。

 大牟田労災病院は廃止されていますがこれまでの闘いに共に連帯しています全労災労働組合中央執行委員の皆さんと夕食交流会を行いました。

 二三日、午後より宮崎、沖は社会主義協会、労働大学を訪れ現在の三池CO闘争の情況を報告し、今後の共闘をお願いしています。

 夕刻には練馬区の元区議織田寿美子さん(去る一月逝去元三池労組員)を中心とする活動家の皆さんと交流、





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